都庁見学

日本の首都、東京。2020年には東京でオリンピック・パラリンピックも開かれます。そしてそんな東京都の都政を担うのは東京都庁。今回の総合学習プログラムでは東京都庁に行ってきました。

 

%e5%9b%b31京都庁は以前丸の内にありましたが、1970年代に建物の老朽化などにより現在の新宿区に移転しました。東京都庁は「第一本庁舎」「第二本庁舎」「都議会議事堂」の3つの建物からなっています。今回私たちは第一本庁舎と都議会議事堂を見学してきました。

 

 

 

 

 

都庁を訪れた私たちを迎えてくれたのはこの大きな熊手でした。熊手は幸運や金運を「かき集める」という意味を込めて、商売繁盛の縁起物として飾られます。この熊手には鯛や達磨、招き猫といった縁起物とともに都庁の飾りもありました。
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都議会議事堂では傍聴席に座ってガイドさんの話を聞きました。議事堂内に靴音が響かないようにと絨毯張りにしてあったり、車椅子の方でも利用できるようにスロープがついていたりと、細かい気配りがなされていました。そして、議会を見下ろしているのはオニキスの装飾です。オニキスの石言葉の「永遠」は、「都政が平和で永遠に続くように」という願いが込められているそうです。ガイドさんの話を聞き洩らさないよう、メモを取りながら聞いている生徒もいました。
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%e5%9b%b35「都庁でも展望室なら行ったことがある」という方も多いのではないでしょうか。海外からの観光客の方々の多いこと!やはり都内を一望できますからね。東京タワーにスカイツリーに・・・以前体育でフットサルした時のコートも見えました。この日は良く晴れていたので、うっすらとですが富士山も見えました。

 

 

 

 

 

都議会などはテレビで見ていてもどこか別世界のことのように考えてしまいがちですが、私たちの暮らしを考えるための大切な場所です。2020年にはオリンピック・パラリンピックも行われます。少しだけ都政に興味を持って触れてみてはいかがでしょうか。

今回お世話になった方

東京都庁
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1

生徒の感想

G.Iくん
今回は総合学習プログラムの一環として東京都庁見学に行きました。今回の総合学習で僕は二つのことを学びました。
一つ目は東京都庁舎についてです。現在の東京都庁舎は丸の内の旧都庁舎に建物の老朽化、狭隘化、分散化といった問題が発生していたために1991年4月1日に移転されたもので、フジテレビ本社ビルなどで知られる建築家の丹下健三さんが設計しました。第一本庁舎は高さ243mでサンシャイン60を抜き日本一の高さを誇りました。驚くことにこの都庁舎は着工から僅か2年で完成し、現在に至るまで東京都の行政の中枢機関を担っています。
2つ目は都議会議事堂についてです。都議会議事堂には都議会を象徴し活動の中心となる場所で、都政に関する様々な事柄について日々議論されています。今回見学した議場には平和な都政が永遠に続くようにと「永遠」を意味するというオニキスを使った装飾が施されていました。今回の総合学習で僕は以上のことを学ぶことができました。都庁見学という貴重な体験をすることができ、都政について関心を深める良い機会を得ることができたと考えています。

 

Y.Aさん
今回の総合学習で私たちは都庁の見学へ行きました。
都庁は新宿駅から歩いて10分ほどのところにあります。都庁は3つの建物でできていて、第一庁舎と第二庁舎、都議会議事堂があります。今回は第一庁舎と都議会議事堂を見学しました。
第一庁舎は1500億円以上かけて建てられたそうです。建物のデザインは世界的に有名な人のもので、昔ながらの日本と近未来の日本の融合をモチーフにしているそうです。そして建てられた当時は日本で一番高い建物だったそうです。
都庁の建物が建てられるのにかかった時間はたったの2年ほどで、今、都庁では1万人以上の職員が働いているという話をガイドさんから聞いて私はとても驚きました。
都議会議事堂は第一庁舎と連絡通路でつながっています。私たちは一般傍聴席に座って本会議場の全体を見渡すことができました。この一般傍聴席は会議が行われるとき、先着順でチケットを取り座ることができるそうです。正面の上にある大きな窓にはオニキスという石がはめ込まれていました。オニキスの石言葉は「永遠」で東京都の平和と安定が永遠に続くようにという願いがこめられているそうです。
最後は展望室に行きました。地上202mから東京を一望できるそうです。スカイツリーや東京タワーだけでなく富士山を見ることもできました。土産店もあり、観光客の人々がたくさんいました。私はハローキティの刻印メダルを買いました。
今回は都庁を見学するという貴重な体験ができてとてもよかったです。

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