「共通テスト」試行調査 10科目で「平均正答率5割」

大学入試センターは27日、2020年から開始する大学入学共通テストの試行調査(11月実施)のうち、マーク式問題の平均得点率(平均正答率)を公表した。
センターが想定していた5割の正答率に達した科目は、全19科目中、10科目となった。一方で、数学や理科で正答率の低い科目が目立った。国語・数学の記述式問題の結果を合わせた最終報告は3月になる見通し。

教科名 科目名(満点) 平均正答率(%)
国語 国語(200) 46.92
数学① 数学Ⅰ・数学A(85) 34.54
数学② 数学Ⅱ・数学B(100) 44.89
地理歴史 世界史B(100) 59.24
日本史B(100) 53.58
地理B(100) 60.02
公民 現代社会(100) 51.82
倫理(100) 52.32
政治・経済(100) 49.62
理科① 物理基礎(50) 53.64
化学基礎(50) 49.20
生物基礎(50) 47.53
地学基礎(50) 57.47
理科② 物理(100) 38.86
化学(100) 51.03
生物(100) 32.63
地学(100) 42.65
外国語 英語 筆記[リーディング](100) 56.37
リスニング(100) 59.09

*英語は「筆記(リーディング)」と「リスニング」あわせて1科目。
*国語、数学は、記述式問題を除いたマーク式問題のみの得点。

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