SEIKOミュージアム見学

%e9%9b%86%e5%90%8811月26日(火)、先月の総合学習で訪れたスカイツリーが近くに見える墨田区東向島にあるセイコーミュージアムの見学に行ってきました。セイコーミュージアムは、1981年、創業100周年の記念事業として設立され、時計の進化の歴史、和時計、セイコーの歴史・製品の展示、スポーツ計時体験コーナーなどを通じて、小さな子供から大人までが楽しく見学できる博物館です。(セイコーミュージアムは12月29日をもって休館となり、2020年7月に創業の地である銀座に移転することになっています。)

セイコーミュージアムでは、3つのグループに分かれ、それぞれ説明員の方が付いて館内を案内してくださいました。
1Fには、古代の日時計から始まり水・火・砂・機械式時計・そしてクォーツ時計と発展してきた時を測る道具の進化が展示されていました。人類最古の時計である「日時計」は、紀元前4000年頃に古代エジプトで考案されました。大昔の人達が、自然の力を利用して時計を作り、時間を知ろうとしていたことに今生きる現代の私たちは感動すら覚えました。
seikoまた、1Fには「スポーツ計時体験コーナー」がありました。セイコーが、今日の技術力、ブランド力を築く大きなマイルストーンとなったのが、1964年の東京オリンピックでの計時支援。
その後もセイコーは、5回のオリンピックを始め、15回の世界陸上や多くの国際大会に向けて、最新の多くの計測機器を開発し、時計の計時技術を進化させて来ました。水泳用タッチ版や陸上用のスターティングブロックで、計時体験も可能です。今回、私たちは競泳用タッチプレートを使い、2009年の世界陸上でウサイン・ボルトが出した100m世界記録の9秒58に挑戦しました。ぴったり9秒58で競泳用タッチプレートをタッチ出来た人には、セイコーミュージアムからプレゼントがあるということで、みんな頑張りました。33人の参加者の中でジャスト9秒58で競泳用タッチプレートをタッチ出来た生徒が1人いました。すごいです!惜しくも9秒59だった生徒もいました。
%e3%81%b4%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%8a%e8%b3%9e%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84そして2Fでは、創業者である服部金太郎氏(1860~1934)が小さな時計店を開業し、関東大震災の困難をも乗り越え「東洋の時計王」となるまでのその生涯を展示物を見ながら解説していただきました。
日本有数の和時計コレクション、日本初の目覚まし時計や腕時計、世界初のクォーツ式腕時計、一点一点、最先端の技術と最高レベルの匠の技を融合して、手作りしているグランドセイコーの高級腕時計。古き物には古き良さが、また新しき物には新しき良さが感じられる時計だと思いました。
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仕事に行くときに必ず身に付ける腕時計。学校に行くときに必ず身に付ける腕時計。外出するときに必ず身に付ける腕時計。そんな習慣は、携帯電話などの普及で腕時計をしない人が増えているのではと感じていました。実際に私も腕時計をする習慣はなくなっていました。しかし、携帯・スマホ所有率ほぼ100%の時代であっても時計の需要は減ってはいないようです。セイコーミュージアムを訪れ、いつかグランドセイコーの高級腕時計を自分の腕にと思い描く人は少なくないのではと思いました。それは男のロマンとかだけではなく、女性にもしかり、また高校生にも。
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今回お世話になった方

セイコーミュージアム
〒131-0032 東京都墨田区東向島3-9-7
TEL 03-3610-6248
※なお、セイコーミュージアムは創業の地である銀座へ移転することになったとのことです。
移転に伴い、墨田区東向島のセイコーミュージアムは2019年12月29日より休館となります。新施設の開館は2020年7月初旬に予定されています。

生徒の感想

H.Kさん
腕時計に魅せられ始めたのは、半年ほど前のことであった。当時の私は時間をスマートフォンで確認していたため、正直必要はなかったと思う。しかしある時、ふと気が付くと目の前でそれが輝いていた。それはかなり年季の入った銀色の腕時計だった。顔を上げるとスーツを着た若い男性が立っている。最初、彼がわざわざ不釣り合いなものを身につけている理由がわからなかった。スーツを購入した際に腕時計もまとめて新調すればよかったのではないか、それが不可能であったのならば無理につけずスマートフォンを使えばよいのではないか・・・・。そんなことを考えているうちに、どこかで聞いた話を思い出した。”古くから腕時計は父から息子へ受け継がれる風習がある。それは資産価値という一面もあるが、一族の絆の象徴でもある”。他人は分からずに自分だけがそれの魅力を知っていて大切にしている。何においてもそれだけで十分なんだと気づく良いきっかけになった。今、腕時計は時間を確認する以外の役割の比重が大きくなってきている。人生の一秒というかけがえのない時間を、腕時計と共に刻んでいくのは素敵なことだし、代々同じように持ち過ごす以上に二次元の摂理に類することはないだろう。

Y.Oくん
「SEIKOミュージアム」で感じたこと、それは「時間を極める」大変さでした。大昔から人間は様々な方法で時間を知ろうと位置づけようとしてきました。鉱物を加工できない時代には、太陽や水や線香の焼ける速度等を使いました。これらは全く不正確で、太陽の「日時計」に関しては朝と昼しか使えませんでした。しかし、そこまでしてでも時間を決めておきたかった理由があるんだと考察しました。時計達は、宗教の時間管理が事の始まりのように思えました。次の時代の鉄を加工できる時代になっても、キリスト教の修道院、歯車とおもりを使った時計が最初でした。この時計はかなりの時差、前後1時間ずれてしまうもので、さらに巨大でした。そして画期的かつ実用的になったのは、振り子の原理の応用で作られた「置時計」でした。かなり正確で、かなり精密と化した時計という感じで、持ち運びには向きませんでした。再集計は、1つの棒に2つのおもり、小さな円形の中だけで、ほぼずれなく時間が計れるようになりました。持ち運びもできます。最初の日時計から、ずれの無い完璧な時計になるのにどれだけのアイディア・苦悩があったのか、かつてこれほど長く人と関わった機械があっただろうかと、強い関心を持ちました。

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