第11回 『theは「その~」!?』

今日は、『the』を学んでいきましょう。

 

中学校時代にtheは、「その~」と訳す、あるいは、2回目に出てきた名詞の前には、theをつけるといった形で習ったと思いますが、本質的なイメージは、【共通認識】です。その場に居わせたすべての人が了解済み、あるいは、知っている(イメージできる)場合にtheを使います。別の言い方をすれば、一斉に指を差せるものと言ってもいいかもしれません。

 

例えば、「太陽」。
天気の良い日に、いっせーのせっ!で太陽を指差すとしたら、皆同じように太陽を指差せますね。つまり、共通に認識しているものだからです。逆の言い方をすると、1つしかないものは、「それ」だと指せるので、theを使います。

She keeps a cat. (彼女はネコを飼っている)
I like the cat.   (私はそのネコが好きだ)

なぜ、2回目のcatにtheがついたのかというと、最初の文で、「彼女が飼っているネコ」のことだとわかっているからです。

 

もう一つの例。
A君とB君がいます。A君がB君に向かって、

I like the girl.

と言いました。どう訳せば良いでしょうか?

「僕はその女の子が好きなんだ」
彼女がその場にいない場合は、あまり適切な訳ではありません。theは、【共通認識】を示すことを考えれば、その場に居合わせたB君も、彼女を知っていることが前提になります。さらにどの彼女なのかB君の頭の中でもイメージできないといけないので、
「僕は例の女の子が好きなんだ」
と訳せば良いのです。

 

(B君)「ああ。おととい転校してきた例の(the)女の子のことね」(笑)

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