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稲門高等学院中等部 中学生のためのサポートコース
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総合学習プログラム

見学・体験を通じて個々の感性を磨く
学習プログラムを紹介します。

東京地裁

5月9日(火)、東京地方裁判所の『民事裁判ジュニアツアー』に参加してきました。稲門高等学院の総合学習プログラムでこのツアーに参加するのは、今回で4回目となります。過去には、刑事裁判も傍聴したこともあり、好評を得ている我が校の総合学習プログラムの1つです。
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裁判所、裁判、法廷、裁判官、弁護士、原告、被告…。このような言葉を耳にすると、人は心理的にわずかな恐怖感と緊張感を覚えるのではないでしょうか。あらゆる裁判は原則として公開という形で行われ、誰でも裁判の傍聴が出来るとは言え、裁判所に行くにはなかなか勇気がいるものだと思います。どちらかというと裁判所は、私たち日本人にとって、身近な存在というよりも縁遠い存在で、厳格で何やら怖い場所、というイメージがあると思います。
そんな場所に私たちは足を踏み入れ、お二人の若き裁判官から裁判の仕組み、裁判の仕事・生活について学び、裁判の傍聴へと案内していただいたのです。
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全国で年間14万3千件の民事裁判、7万5千件の刑事裁判がある中で、私たちが訪れた東京地方裁判所では、年間4万件の民事裁判と7千件の刑事裁判を扱っているとのお話でした。その数を見ただけで、東京地方裁判所の果たす役割の大きさを感じます。そして全国の裁判官3千人のうち、東京に360人いると言われる所以がそこにあるのだと感じます。
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ニュースやテレビドラマで目にした法廷に入ることは、どの生徒も初めてのことでした。裁判所独特の厳粛な雰囲気の中で淡々と進行するかと思われた裁判でしたが、一様に緊張して真剣に裁判を聞いていた生徒たちは、傍聴する中でその裁判に惹き込まれていったようでした。「できれば最後まで傍聴したかった」という多くの生徒の感想から、裁判に対する関心の高さが窺えました。毎日、教室で授業を受け頑張っている生徒たちですが、教室から出て、様々な実社会を体験し、多くのことを学ぶこともとても有意義なことです。今回の民事裁判ジュニアツアーを通して、裁判の仕組み等について理解することはもちろんのこと、生徒たちの職業や将来の進路について考えるきっかけとなったら嬉しく思います。また、今回のツアーをきっかけに、私たちの暮らす社会に対する意識も深められたのではと感じます。

お世話になった施設

東京地方裁判所
〒100-8920 東京都千代田区霞が関1-1-4

生徒の感想

H.Oさん
私が東京地裁へ行くのは、今回が初めてです。実際の裁判の見学もすることができ、とても有意義な時間を過ごせたと思います。
一番印象に残ったことは、やはり実際の裁判をみたことです。案内役の方のお話では、穏やかな雰囲気で裁判は行われる、とのことでしたが、今回見学したものは、少し緊張感のある雰囲気の中で行われていました。証人と弁護士と裁判官で、少し議論になるという珍しい姿を目撃することができたことは、肩に力が入り、背筋を思わず伸ばしてしまったくらいに怖ったけれど、貴重な体験ができて嬉しかったです。
また、傍聴席と法廷が近いことには驚きました。遠くないことは知っていましたが、思った以上に近かったような気がします。近いと、見ている側がより緊張してしまう気がして、私語はおろか、音を立ててはならない気になると思いました。恐らく、何の関連性もないでしょうが、今回の裁判の雰囲気も相まって、そのように感じました。張りつめた雰囲気がある、というイメージは変わりませんでした。
今回のような貴重な体験が出来て良かったです。様々な裁判が行われているようなので、もう一度行ってみたいです。

Y.Iさん
一千万円の賠償金。そんな大金を支払わなければならない可能性を目の前にいた男性が負っていた。たかが洗濯機が言うことを聞かなかっただけで一千万。ゼロが7個付く。男性の平均年収の二倍。ポルシェも一台買える。たかが水漏れ、されど水漏れだ。
原告もまさか音が出るスピーカーから水がでるなんて夢にも思わなかっただろう。壁や床を修理して引っ越したなんて気の毒の一言に尽きる。賠償金を求めることにも違和感は無い。むしろその分の金額をすべて自分の手元から手放せというのは酷だ。
どちらが負けても『気の毒』だ。私は第三者である上に当事者に何の関係も無い。双方を客観的に見てそう思った。
裁判中、被告の弁護士が被告に対して、ゴミがたまっていたかを確認する場面があった。被告は『周りに付いていましたが詰まってはいなかったと思います』と述べたが、弁護士は『思います?』と問いただした。私もそこには大きな違いが生まれると思った。ごみは溜まっていたのか否か、それは程度問題だ。少しであったのか大量であったのか。その基準は無く、この世の中に彼を除いて、その様子を見た者はいないのだろう。つまり彼の常識の中で推し量るしか無い。事実が無い為、真実が生まれない。だから彼を護る弁護士は揚げ足を取る様にそう聞いたのだろう。
洗濯機の使い方は正しかったのか。ごみは溜まっていなかったのか。修繕費にいくら掛かったのか。本当に必要な修繕工事だけなのか。裁判で必要とされるのは、人間の感情や立ち場、倫理感さえも混じっていない純粋な事実なのだろう。
案内をしてくださった裁判官の方は、裁判官はもっとも中立な立場だとおっしゃっていた。民事裁判は見ていて比較的中立性を保ち易そうだと思った。しかし刑事事件になると難しいのだろう。今回でさえ、正否が混乱してくるのに、刑罰の対象となる問題であれば、尚のこと中立でいることの重要性と難しさは計り知れない。
スクーリングの消化の為だけに足を運んだ東京地裁であったが、深く考えさせられる経験となった。今回傍聴した裁判の結末はどうなるのか不謹慎にも気になった。

Y.Aさん
私は今回、裁判所の見学をして、新しいことをたくさん知ることができました。
裁判所の中に入ったのは今回が初めてで、初めて見るものばかりでした。とても大きな建物で、入り口には金属探知機とX線手荷物検査機があり、セキュリティーが万全なことがよくわかりました。私はそれらを見るのも初めてだったので、私の時に検査機が鳴ったりしたらどうしようと不安になりました。
とても立派なエレベーターがいくつもあり、それに乗って上の階に行くと、若い裁判官の方々がツアーガイドとして、裁判の仕組みや裁判に関わる人たち、裁判官の仕事について、丁寧に詳しく教えてくれました。
そして、裁判の傍聴をしました。集合住宅での上の階と下の階の住人のトラブルを巡る民事裁判でした。傍聴する前に裁判官の方からどんな内容なのか聞いていましたが、私は実際に傍聴したら難しすぎて全然内容を理解できないだろうと思っていました。しかし、傍聴しているうちにすっかり惹き込まれてしまいました。用語などの意味は分かりませんでしたが、弁護士の方が資料を作って原告と被告に尋問をしていて、その内容は理解できました。15分間ほどの傍聴でしたが、いつの間にか内容に聞き入って、時間が経つのを忘れていました。
傍聴が終わった後は、気になった事を裁判官の方に質問する時間でした。みんな疑問に思ったことを裁判官の方に聴いていて、さっき傍聴していた裁判への理解を更に深められました。
私は今回の東京地方裁判所ツアーで、今まで知らなかったことを知り、裁判の傍聴と言う貴重な体験をして、とても有意義な時間を過ごすことができました。今回の体験をこれからの人生に活かしていきたいです。

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