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稲門高等学院中等部 中学生のためのサポートコース
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総合学習プログラム

見学・体験を通じて個々の感性を磨く
学習プログラムを紹介します。

風鈴製作体験

稲門高等学院では、総合学習プログラムで歌舞伎・陶芸・落語など日本古来の伝統文化芸術を学び体験してきました。今回は東京台東区にある”篠原まるよし風鈴”さんのご指導で、江戸時代から伝わる「江戸風鈴」の製作を体験しました。
風鈴10

さて、今回わたしたちが体験した江戸風鈴製作は、「ガラス吹き」から「絵付け」をするというものでした。江戸風鈴は、すべて手作りです。

江戸風鈴の作り方
炉の中の温度は、1335度。
炉の中には、坩堝(るつぼ)という壺が埋め込んであり、その坩堝の中にガラスが溶けています。風鈴はそのガラスを巻き取って膨らますのです。
1 鳴り口部分の玉口玉ようのガラスを巻き取る。

風鈴1

 

2 500円玉ぐらいになるように膨らます。

風鈴1

最初は、全員失敗するそうです。正義さんがおっしゃるには、ガラス吹き(宙吹き…型を使わず空中で形を整える技法)をマスターするのに10年は掛かるとのこと。初めてガラス吹きをした生徒たち。どのくらいの力で吹いたらいいのか、まったく見当もつきません。失敗作続出(笑)。でも、正義さんは「失敗を恐れちゃだめだよ。失敗したっていいんだ。物を作るということは、失敗は付き物。ただ、いい加減な気持ちで物を作ってはいけない。心を込めて真剣にもの作りをするのが職人です。気持ちは作品に伝わるもの。風鈴も心を込めて一生懸命に作れば、上手下手に関わらず良い音がするものです。そして、その風鈴は世界で一番良い音がするはずです」と。

風鈴2

 

3 口玉の上にもう一度溶けたガラスを巻き取る。これが風鈴の本体になります。

ふうりん3

 

4 少し空気を入れて針金で糸を通す穴を開ける。この作業は正義さんがしてくださいました。

 

5 最後に一気に膨らます。正義さんが「職人ショットを撮って☆彡」と声を掛けてくださり、生徒の職人ショットが勢ぞろいです。

風鈴4

 

6 最初に吹いた500円玉ぐらいの部分を包丁で切り落として、風鈴の鳴り口にギザギザの部分を作り、本体の完成です。(コップのように鳴り口を滑らかにしてしまうと、滑って音が鳴りません。)作業をしてくださったのは、正義さんのご長男(孝通さん)です。

風鈴18

 

7 絵を内側から描き入れます。風鈴と言えば、夏の風物詩。夏らしい柄が多いようなイメージがあるのですが、風鈴には縁起の良い絵を描くのが良いのだそうです。たとえば、富士山や金魚、そしてトンボに花。金魚やトンボが縁起物だということは知りませんでしたが、生徒たちの多くは縁起物の富士山や金魚やトンボを風鈴に描き入れていました。事前に何を画くか考えてきていた生徒も内側から描くのに苦労しながらも、一生懸命に取り組んでいる姿が印象的でした。

風鈴5

8 振り管と短冊をつけて仕上がりです。江戸風鈴は鳴り口の部分がギザギザになっていて、短冊が風を受け、鳴り口と振り管が触れ合うだけで優しく心地よい音色がするのです。

風鈴25

 

みんなが初めて作った江戸風鈴。物を作る楽しみ(期待)と不安を抱きながらの江戸風鈴作りでしたが、心を込めて作ったみんなの風鈴はみな素敵な風鈴になりました。1つ1つ手作りの江戸風鈴は、それぞれに音色が違うのだそうです。生徒たちにとっては、自分の作った風鈴の音色がきっと世界一の音色となったことでしょう。我が校の総合学習プログラムでは、出会った人々から学び、視野を広げて行く体験ができます。私たちが出会った篠原まるよし風鈴の篠原正義さんは、ガラス吹きの指導をしてくださりながら色々なお話をしてくれました。職人として、また人生の先輩としてのお話は、私たちの心に響くものがあり、篠原さんに出会えたことが私たちのこれからの人生の糧となっていくのだと思っています。お世話になった篠原まるよし風鈴のみなさん、ありがとうございます!

風鈴6

suzuki 風鈴

今回お世話になった方

篠原まるよし風鈴
http://www.edofurin.com/
東京都台東区台東4-25-10
TEL 03-3832-0227
FAX 03-3832-0255

生徒の感想

 

M.Yさん
始めはうまく出来るか不安でしたが、手伝っていただいたりして、自分の納得いく作品ができてよかったです。特に絵を内側から描くという作業は、予想以上に難しいもので、職人の方は売り物として扱う見事な作品を熟練した技で作っていると思うと、その精神にも技術にも憧れを抱きました。また、初めは売り物を見て、なんて綺麗だろうと思っていましたが、職人の方が「自分の作った作品がどれよりもいいものだ」とおっしゃるのを思い出すと、確かに形も絵柄もプロの作品にはかなり劣ってはいますが、一生懸命に、そして想いを込めて作った世界に一つしかない自分の風鈴を眺めると、今は、これが一番だと思います。真剣に、なおかつ気持ちを込めて取り組んだものというのは、やはり努力の結晶として、結果に結びつくものだと思いました。

 

 

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