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稲門高等学院中等部 中学生のためのサポートコース
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総合学習プログラム

見学・体験を通じて個々の感性を磨く
学習プログラムを紹介します。

朝日新聞社見学

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今年度第三回目の総合学習プログラムは、中央区築地にある朝日新聞社東京本社の見学に行ってきました。
東京本社は、日夜3,000人を超える社員たちが活動する、朝日新聞社の心臓部です。
日本国内だけでなく、世界中のニュースが集まる報道・編成局。
超高速の輪転機がフル回転する印刷工場。
そして発送室。

新聞社のすべての機能を有した東京本社に実際に入って、新聞づくりの現場を間近に見学し、私たちが毎日読んでいる新聞がどうやって作られているのかを学んできました。

受付を済ませ、通された2階の読者ホールでは見学記念写真の撮影をしてくださいました。
写真撮影が見学を終えてのサプライズに繋がるとは…夢にも思っていませんでした。
読者ホールには、戦前戦後に現場で活躍したカメラや取材で活躍したヘリコプター等の模型、新聞印刷に昔使われていた鉛の「活字」など、様々な新聞制作に関わる興味深い展示物がありました。

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見学ツアーは、新聞制作を紹介するビデオの上映でスタートしました。
東日本大震災の新聞社総力をあげての取材には、強い感銘を受けました。
朝日新聞出版の『報道写真全記録2011.3.11 – 4.11東日本大震災』を見て涙していた私ですが、その取材に思いを馳せることがなかったことが嘆かわしく感じました。

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どれだけ多くの記者が毎日毎日、時には命がけで日本各地、世界各国を駆けまわって取材しているのか…。情報を得た翌日には、すぐに「古新聞」となってしまうかもしれない何十面にもおよぶ紙面を埋めるために…。記者たちの取材に掛ける思いは途轍もなく大きなものなのだと感じられずにはいられません。

さて、ビデオ上映が終わるといよいよ本社の見学スタートです。
最初に行ったのは、5階の報道編成局です。
記者が書き上げた原稿を集めて、その日の記事を決めるところで新聞制作の最前線の場所と言えるところです。出稿 ⇒ 紙面編集 ⇒ 校閲の工程をここでします。
広いフロアには、情報の流れをよくする目的で間仕切りがありません。唯一ガラスで仕切られている場所がデスクルームです。編集長は日替わりで3人いるそうです。編集長の仕事はとても大変であること、また報道の公平さを保つために3人いるのだとのこと。

次に4階の地域面編集です。
足を踏み入れると、天井から都道府県のネームプレートが下がっていました。記者たちが本格的に集まるのは翌朝刊編集の社員が集まる15時すぎということで、働く人の姿はまばらでした。

そして、地下3階の印刷工場へと。
工場はインクの臭いが満ちています。このインクの原料は「大豆」だと聞かされ驚きました。
印刷の機械は、高速オフセット輪転印刷機というもので、一度に40ページの印刷ができます。
それは、時速49キロ、1秒に25部、1時間に9万部印刷できる素晴らしい印刷機でした。
(報道編成局・地域面編集・印刷工場は撮影禁止でした。)

最後は地下1階の発送室です。
印刷された新聞は発送室にコンベアで続々と運ばれ、自動的に宛名紙を乗せ、梱包されます。
新聞の束は、リニアモーターを使ったコンベアシステムでトラックステーションに運ばれ、行き先別のトラックに自動的に仕分けされるのだそうです。

刷り上がったばかりで、まだ誰も目にしていないその日の夕刊をいただきました。
オフセット印刷は、刷版につくインクを水を使って洗っているという説明を印刷工場で見学案内の担当者から聞きましたが、出来たてほやほやのそれは、全体がしっとりと湿っていました。

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印刷機から届く新聞は、梱包エリアへと運ばれていきます。

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宛名紙を乗せて梱包

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発送室から2階の読者ホールにもどり、見学記のお土産をいただきました。
受付けのあとに記念撮影したあの写真が…
なんと稲門高等学院が一面トップ記事になっているお土産用特製朝日新聞です。

そして、翌日の朝日新聞朝刊には

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今回お世話になった方

朝日新聞社 東京本社
〒104-8011 東京都中央区築地5丁目3番2号
TEL 03-5540-7724

生徒の感想

M.K さん
朝日新聞社本社では、ビデオでの解説や制作現場の見学を通して、新聞作りに携わる方々の精神や新聞製作の工程を学びました。
新聞を印刷する様子を見学させていただいた際に、新聞の印刷方法は1988年を境に大きく変化したことを聞きました。それ以前は、版画のような要領で製作していたと知り、当時の人々の苦労が思われました。こういった人々の苦労があって、新聞が続いてきたことに感心しました。
私が最も感銘を受けたのは、東日本大震災の時の記者の方々のエピソードです。危険を顧みず、より多くの情報を伝えるため、被災地へとすぐに向かったという話を聞いたとき、情報を伝えることへの強い使命感がこちらにもよく伝わってきました。ふと、大震災の日に読んだ新聞を思い出しました。その日、いつものように新聞が読めたこと、情報を知れたことに覚えました。この思いを私も学んでいこうと思いました。

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