グリーンバード新宿・高田馬場清掃

7月15日(火)、まだ梅雨は明けていないのにまるで真夏のような日差しが降り注ぐ暑い一日。高田馬場住宅の高齢者クラブの皆さんが毎月15日に実施されている清掃活動に、今年4月に発足された乙武洋匡さんが代表を務めるグリーンバード新宿が加わり、高田馬場の新目白通り沿いのゴミ拾いをするというボランティア清掃活動があり、稲門高等学院はその活動に参加してきました。

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我が校では、総合学習プログラムの一環として年1回「近隣地域清掃」を実施しています。今年度は、グリーンバード新宿が発足し、我が校の立地する高田馬場で清掃活動が実施されるということで参加させていただくことにしました。

さて、『グリーンバード』とは?
「緑の鳥?」
「グリーンバードって何?」
みなさんは、『グリーンバード』をご存じでしょうか?
TVのニュースや報道で目にしたり、聞いたことがあるかもしれませんね。

『グリーンバード(green bird)』は2003年に表参道で始まったお掃除ボランティア団体(NPO法人)です。
グリーンバードの合い言葉は
“KEEP CLEAN. KEEP GREEN”

日本各地のみならず、パリやシンガポールなど海外にも活動団体(チーム)があります。
グリーンバード新宿は2014年4月に乙武洋匡さんを代表として56番目に発足されました。
グリーンバードでは、2020年までに清掃活動チームを100チームまでに拡大したいと考えているそうです。

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みなさんはゴミ拾いの目的は何だと考えますか?

  • 街をゴミのない綺麗な街にする
  • その地に対する感謝の気持ちを表す
  • ゴミのない環境を保つことで、ゴミを捨て難い環境を演出する
  • 動植物などの自然をゴミの汚染から守る
  • リサイクル可能な資源を回収する

・・・といろいろありますね。

でも、グリーンバード新宿の目的は、街をきれいにすること以外にもあるのです。
それは、グリーンバード新宿だけでなく多くのボランティア団体がそうであるように老若男女問わず誰でも参加できることから生まれるものです。
人と人との出会い、そして幅広い年代の人たちとの交流とコミュニケーションを図ることにより、人とつながりができますし、地域の活性化にもつながっていきますね。
「コミュニケーション」・・・とても大切なことです。

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実際に私たちが一日参加しただけでも、素敵な方々や地域の方々、おじいちゃん・おばあちゃんとの出会い、それに乙武さんとも交流をもつことができました。
「先生のところは、なんていう学校?」
「きみは何年生?」
「どこに学校はあるの?」

「あそこのゴミがとれないんだけどねぇ・・取ってもらえるかい?」

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「これを誰かに押してほしいんだけど、
お願いできるかな?」

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「暑いですね~。
梅雨は明けてないのにね。」

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「煙草の吸殻が多いですね~。」

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「生徒さん、とっても頑張り屋さんですね。」

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「生徒さん、ほんとうに真面目ですね♪」

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黙々とゴミを拾うだけでなく、ゴミを拾いながらも会話をする。
これが大切なのでしょう。
なかなか、自分からは積極的に話しかけるのは恥ずかしいし、勇気も必要です。
初めての参加、初めて出会う人たち。
緊張もしますが、一歩踏み出して会話をすると大げさに言うと、”世界“が広がります。
次回参加した時には、”仲間“になれるかもしれませんね。

グリーンバード新宿の6月の戸山公園清掃の折に、乙武代表が「真面目にやらないでください。楽しみながら、お話をしながらゴミ拾いをしましょう。そして、ゴミ拾いが終わったら友達が一人できているくらいに」とのお話しをされていました。(鈴木先生は6月の戸山公園清掃にも参加)
7月15日には、乙武代表から「真面目に云々・・・」のお話はありませんでした。
だからという訳ではありませんが、我が校の生徒は本当に真面目にゴミ拾いをしていました。
たぶん、代表からそのお話があったとしても、きっと真面目にゴミ拾いをしていたと思います。

さてさて皆さんは、小中学校の頃、毎日真剣に掃除に取り組んでいましたか?
きっと、我が校の生徒はみな毎日真剣に清掃に取り組んでいたんだろうなぁ…と推察できます。
小学校で児童が一日に取り組む清掃時間は1日に15分。年間で60時間。
1年間の音楽や図画工作、それに総合的な学習の時間と同じくらいの時間数になります。
小中学生が学校清掃をやっている国は世界的に見ても珍しく、ほぼ日本だけではないかと言われているそうですが、このような学校清掃の教育が先日のFIFAワールドカップの日本代表サポーターのスタジアム清掃に繋がっているのかもしれませんね。

日本代表サポーターは試合後のゴミ拾いでブラジル・リオデジャネイロ州政府観光局から「文化的遺産」として表彰を受けたというニュースがありましたね。日本代表サポ−ターが試合後に会場の観客席を自主的に清掃した姿に「日本サポーターのゴミ拾いは、州の環境美化のための行動のお手本であり、日本人の行動は文化的な遺産」と賞賛されました。
海外ニュースサイト「METRO」の記事
海外ニュースサイト「METRO」の記事

さて、清掃活動を終えると高田馬場住宅の高齢者クラブの皆さんが冷たい麦茶を入れてくださりました。30度という気温の中、ゴミ拾いを終えた生徒たちは一気に麦茶を飲みほすとまた御代わりを出してくださるおばあちゃんの優しさが伝わってきました。

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高田馬場住宅の集会室には、参加された方々が集まり、和気あいあいとした中で会話が弾んでいました。
鈴木先生が皆さんの前で挨拶をすると、乙武代表から「せっかくだから、生徒のみなさんも一言ずつ感想を言ってもらいましょう!」とのお言葉をいただき、生徒一人ひとり、みなさんの前で感想を述べました。

「初めて参加したけれど、また機会があったら参加してみたいと思いました」
と、生徒たちからはボランティア清掃活動に今後も参加していきたいという心強い感想が聞かれ、とてもうれしく、またこの活動に参加してよかったと感じました。

今回は「ゴミ拾い」というボランティア活動に参加しましたが、ボランティア活動は身の回りにたくさんありますね。
ボランティアは「無報酬の奉仕活動」ということではなく、「気持ち(心・愛)の奉仕活動」であると考えたいですね。

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今回お世話になった方

一緒に参加させていただいたグリーンバード新宿
代 表 : 乙武 洋匡
電 話 : 050-3567-0109
メール : shinjuku@greenbird.jp
公式サイト:http://www.greenbird.jp/team/shinjuku/index.php
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