音楽鑑賞会

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生徒たちの社会的な見聞を広め、実体験を通して心の感性を磨く目的のもと、毎月一回開催されている稲門高等学院の総合学習プログラム。芸術の秋には、生の演奏を鑑賞することにより豊かな感性を養ってもらいたいと、昨年度より「音楽鑑賞会」を開催しています。
今年度は現役音大生によるピアノデュオコンサートが開かれました。

10月31日(金)、『Happy Halloween Piano Duo Concert』は新宿区中井にある音楽サロン”PAPAGENO”で、音楽大学3年生の佐川さんと鈴木さんをお迎えしました。まずは、プロローグのシューベルト「3つの軍隊行進曲第1番」から演奏開始です。

Kie Sagawa
Kie Sagawa
Itona Suzuki
Itona Suzuki
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「クラシック音楽を生で聴くのは初めて」「ピアノデュオを聴くのは初めて」といった生徒、「あるいはとても久しぶり」という生徒や先生方。はじめは少々緊張気味の様子でしたが、二人の奏でるピアノの音にあっという間に引き込まれていったかのようでした。
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さて、今回のコンサートはピアノデュオをメインにしたプログラムになっていました。お二人にはそれぞれ1曲モーツアルトのソナタをソロで演奏していただきましたが、その他の曲はすべてピアノデュオ(連弾)でした。ピアノデュオとは、二人の人間と四つの手を必要とし、一台のピアノを四手で演奏する「連弾」と、二台のピアノを互いに向かい合わせて演奏する「2台ピアノ」の二通りがあります。そのいずれも、声部の役割を考えながら一声一声を構築させ、ペダルや音量、各々の左手、右手のバランスを確認し、両奏者の個性を残しつつも互いの音楽性と人間性を尊重し、二人ならではの音楽の世界を創造していくものです。

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プログラムにブラームスの『ワルツop.39』がありました。この曲はワルツの作品16曲からなるものですが、全曲演奏する息がぴったり合ったお二人の様子から、窺い知れない日頃の努力を感じとることができました。また、演奏中もお互いに目と心で会話しているように感じられました。音楽以外の分野でも、例えばお笑いのコンビ、スポーツのペアやダブルスなども互いがソロの実力とコンビネーションが重要というところで通じるところがあるかもしれません。

佐川さんと鈴木さんの4つの手が織りなす美しいハーモニー。何よりも、お二人が曲の合間に見せる楽しそうな笑顔が私たちに素敵なものを届けてくれたように思います。10月31日はハロウィン、街は浮足だった人たちで溢れた一日でしたが、稲門高等学院は皆の心癒された一日になりました。
感想を言う原谷先生
感想を言う原谷先生
チョコを配る音大生
チョコを配る音大生
演奏してくださったお二人からはウィーン土産も参加者に振る舞われました。ウィーンから帰国してまだ1週間という日に、素敵な演奏を生徒たちに聴かせてくださった佐川さんと鈴木さんに感謝申し上げます。今後のご活躍を祈念いたします。

生徒の感想

M.Sさん
音楽鑑賞会ということでピアノの演奏会を聴いた。生で楽器の演奏を聞くのはかなり久しぶりだったからか、内心少し緊張しながら演奏の始まりを迎えた。しかし、そんな緊張も一瞬で消える。2人の演奏者が呼吸をそろえ奏でられた音の壮絶さに私は息を呑んだ。力強い音の中にどこか優しい部分があり、じっとしていなければ思わず引き込まれてしまいそうな感覚に陥る。それからはずっとその音色に夢中になっていた。
初めに聴いたのはデュエットだったが、演奏の中ではソロもあった。デュエットとは違う良さが1つ1つのソロにあり、また違った音楽を楽しむことができた。演奏会の終わりが近づくころには言葉では言い表わせないような温かい気持ちになっていて、終わりを迎えるころには名残惜しささえ感じた。
今回、この貴重な演奏会を聴くことが出来て良かったと思う。私も行きたい大学へ行って、早く自分のやりたい事をしたいという思いに駆られた。

M.Kさん
まず最初に、私たちのために貴重な時間をさいて演奏を聴かせて下さったことを演奏してくださったお二人に感謝したいです。
私も音楽は好きですが、積極的に関わろうとすることはなく、関わるこれと言った機会も今までなかったので、このような、しかも生の演奏を聴けたことが非常に嬉しかったです。特に、今までピアノの連弾はどのようなものか気になりつつも、見ることが叶わなかったので、今回、目の前で、しかも素晴らしいクオリティーで演奏していただけたことが、一つ夢が叶ったようで喜ばしいです。
また、音楽のためにウィーンに留学していたという話をうかがって、私も好きなことや夢に向かって努力を惜しまず、鍛錬を積むという姿勢にも見習うべきものを感じました。私も今後、このように努力を惜しまないで、将来のために今私ができることを一つずつこなしていこうと思います。

M.Hさん
私は普段、クラシック音楽をほとんど聴かず、ピアノの生演奏を聴く機会もあまりないので、今回の総合学習プログラムは特に印象に残りました。
音大生の方々のピアノの演奏は、とても心地よく、一音一音がすんなりと耳の中に入ってきました。知っている曲が何曲かあり、知らない曲は、私にとって、とても新鮮に思えました。メインパートだけでは曲は成り立たず、伴奏だけでも曲は成り立たないことがよくわかりました。それに、メインパートと伴奏、両者の息が合わないと、曲は完成しないのだと思いました。音大生の方々は、息がぴったりで、とても素敵に感じました。
今回の総合学習プログラムをきっかけに、私もクラシック音楽をもっと聴いてみたいと思いました。

今回お世話になった方

音楽サロン”PAPAGENO”
〒161-0035 東京都新宿区中井2-1-28大本ビル4F
電話  03-3998-5426
http://salon-papageno.com/index.html
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