第10回 フォトコンテスト

4月19日(火) 第10回フォトコンテストが行われました。今回の開催場所は、新宿と渋谷に跨る新宿御苑。都内の真ん中にあるにも関わらず、大自然を堪能できる場所です。

前日まで心配していた空模様…朝になるとすっきりとした青空に恵まれました。我が校の校外学習は、いつもそうなのです。出席生徒は18名。誰もが知っている新宿に、こんなに広い公園があるということを、ほとんどの生徒が知らなかったようです。地図とスマホを手に、苑内散策へ出発です。都会の中の大自然で、それぞれどんな『画』を捉えてくるのでしょう。

新宿御苑は、江戸時代に徳川家康の家臣・内藤清成が賜った大名屋敷がルーツといわれています。明治維新後に国営の農事試験場が創設され、宮内省の御料地を経て、明治39年(1906)に皇室庭園として誕生しました。
フランスの造園家のデザインによるヨーロッパ式の整形式庭園と風景式庭園、日本庭園を巧みに組み合わせた庭園は、明治時代の代表的近代西洋庭園であり、日本における数少ない風景式庭園の名作です。また、四季によって様々な植物を楽しむことができることでも有名です。
一年を通して四季の木々や花々が色を添えてくれる新宿御苑ですが、3月の桜の開花と共に色とりどりの花が咲き始めます。私たちが訪れた19日は、八重桜が満開を過ぎ、皐月が満開という時期でした。
生徒たちは、散りゆく花や生きようとする芽、そして虫が集まる花、空に届きそうな木、花開く蕾、、、と、苑内の植物に対しても違う視点で観察し、撮影をしていました。その作品からは、どれも植物の「生命」を感じるとともに生徒の気持ちも感じることができました。
毎年開催されるフォトコンテストで、毎回感動を生徒からもらっています。
教師と生徒による投票で選ばれた入賞作品は、どれも素晴らしいものですが、入賞とならなかった作品もとても素晴らしい作品でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

校外学習は、普段個別で授業を受けている生徒たちにとって、コミュニケーションをはかることのできる大切な時間でもあります。学年の垣根を超えて、いろんな情報交換ができることも我が校の特色の一つです。

 

 

 

 

 

 

<お世話になった場所>

新宿御苑
住所:東京都新宿区内藤町11
電話:03-3350-0151
https://fng.or.jp/shinjuku/

生徒の感想

最優秀賞 M.Hさん
今回の総合学習プログラムでは、自然に触れ、日本の庭園の歴史を感じることができました。私は以前からずっと写真を撮ることが好きで、風景や身の回りの物、友達の写真などをSNSにアップしていました。そのため、今回のフォトコンテストを何日も前から楽しみにしてきました。新宿御苑に来るのは初めてでしたが、日本式の庭園や風景式の庭園などに分かれていて、十分に自然を身に感じることができました。最近は特に外に出る機会も少ないので、久しぶりの開放的な自然の空間に癒され、良いリフレッシュになりました。新宿御苑の中を見学した中で、私が特に印象に残っているのが、現代の建物と自然風景の融合です。庭園に入り、湖の上の橋を渡って歩いていたところ、水面に園外に立っている時計塔が映っていました。湖の周りには花や草木があり、自然の景色の中に現代の建物が入ってきて、不思議な気持ちになると同時に美しいと感じました。庭園の中には、古風な石造りの建物や置物があり、外に見える景色には時計塔やビルなどがあって、なかなか見ることができない風景を見ることが出来ました。古風な建物や現代風な建物、そして自然が共存している貴重な景色を写真に収めることが出来て良かったです。このような自然を満喫しましたが、まだ見たいなと思う気持ちもあるので、今度の機会にまた訪れ、もっと写真を撮りたいと思いました。

優秀賞 A.Aさん
私は今回初めてフォトコンテストに参加した。これまでもきれいな風景や可愛いものを見つけて写真を撮ることはあったが、人に見られるために写真を撮るのは初めてだった。新宿御苑は緑に囲まれていて、普段見かけない植物をたくさん見かけた。小さく、ひっそりと咲いている花や草、華やかに咲いている花、散りかけの桜、大きな幹をもった木や細い木まで、植物も個性をもっていて、どれも美しかった。また、広い新宿御苑の中を良い天気の中、友人と歩くのも疲れたが楽しかった。地図の中でバラ園を見つけ、かなり歩いたがまだ薔薇の季節ではなくて、トゲしか見ることが出来なかったのも良い思い出になった。
そして、帰ってから写真を選ぶのも時間が掛かった。改めて自分が撮った写真を見ると、撮っている時には浮かばなかったような感情や雰囲気を感じ取ることが出来た。自分では百枚ほどの中から選ぶのが難しかったので、親や祖父母にも手伝ってもらって選んだ。
今まで、写真を撮ったり見たりするのは好きだったが、もう少し深いところまで知ることができ、これまでよりさらに興味がわいたように思われる。これからも景色のきれいな場所に行って、写真を撮ってみたいと思った。

優秀賞 H.Hくん
今回のフォトコンテストの舞台は新宿御苑だった。前々日まで天気予報は雨だったため、予定通り開催できるのか心配していたが、当日はその心配をよそに見事な快晴だった。体力のない私は、前回よりもはるかに規模の大きな新宿御苑でのフォトコンテストに少し不安も感じていた。しかし、幸いなことに今回は他の生徒と共に行動できたため、全く苦にならなかった。
集合写真の撮影を済ませ、何気なく道を進んでいくと、我々は一つの森のような場所に行き当たった。一見、事前に調べていた庭園のように美しく整備されてはいなかったため、あまり良い被写体は無さそうだと思っていたが、一本の木が私の目に留まった。というのも、その木の幹からは新芽が出ていたからである。其の新芽は、小さな身体で春の暖かな陽射しを目一杯浴び、必死に成長しようとしていた。私には、一生懸命に生きようとするその健気な姿が何よりも美しく感じられ、つい一人でその場に佇んでしまった。
その後、一緒に散策していたほかの生徒に合流し、前述したような多種多様な草花で彩られた庭園や池などにも足を運んだが、あの新芽のような美しさを見出すことはできなかった。もちろん、きちんと整えられた美しさを否定するつもりはなく、また私自身もそれに対して美しさを感じなくなったわけではない。しかし、生い茂る木々の中の美しさを発見した際に生じた心境は新鮮なものだった。その意味で、今回のフォトコンテストは私の美的感性の新たな地平を開く契機となった。

優秀賞 K.Yさん
今回、初めてフォトコンテストに参加しました。話には聞いていましたが、実際に参加することが出来て楽しかったです。
場所は新宿御苑。都会の街並みの中にこんなに広い公園があるなんてと驚きました。4月という時期だったので、桜がとても綺麗でした。写真を撮るにはぴったりな天気で、夏が近づきつつあるなと感じさせる暖かい日でしたが、木陰に入るとまるで下し立てのYシャツを身に付けた時のように少しひんやりとしていて、気持ち良かったです。同じ学院生の子と御苑を歩きながら、周りを見て、被写体を探しました。桜、若い紅葉、池を悠々と泳ぐ鯉、青空、地に根を張るたんぽぽ、葉と葉から差し込む柔らかな日の光。360℃様々なものに目を向け、シャッターを切りました。一日の中でこんなに写真を撮ったのは初めてだと思います。
大きな公園だったので二人で地図を広げて、次はどこへ行こうか、どうすればこっちの庭園にいけるのか、うんうん唸りながら道端で考えていると、ふと足元に生えている植物が目に入り、これはいったい何なのだろうと看板を見たところ、「ボケ」。「ボケ」という植物だということが分かったのですが、地図を片手に迷っていた私たちからすると、何だか植物に馬鹿にされたようで可笑しくて、お腹を抱えて笑いました。
自宅に帰ってからは、肝心の提出する写真選びに取り掛かりました。母にどの写真が良いか意見をもらいながら最終的に池に映るビルの写真にしました。都会と自然が綺麗に合わさっていたので、「融和」と代を付け、提出しました。
今回のフォトコンテストは非日常をのんびり、じっくり感じる良い機会となりました。

優秀賞 S.Hさん
今回のフォトコンテストは、初めて参加した総合学習プログラムだったので、とても緊張しました。でも、友達と色々なところを見てまわれて、楽しかったです。
新宿御苑に行くのは初めてだったので、こんなに広い公園が新宿にあるということに驚きました。そもそも、私は写真にあまり興味を持っていなかったけど、いざ撮り始めてみると、もっとこうした方がよくなるかなと何枚も写真を撮ってみたりしていて、自分が思っていたよりも楽しかったです。
その中でも、一番きれいだと思ったところは、上の池です。和な感じがして、東京のビルに囲まれているのが変に思いました。また、ツツジ山も綺麗でした。丸くなった木に目立つ赤い花が咲いているのが可愛かったです。整形式庭園まで歩いてみると、薔薇は全部咲いていなくて残念でした。でも、プラタナス並木は、上の池などとは逆に日本じゃない感じがして、面白かったです。薔薇は種類がたくさんあって綺麗に並んで植えられていたので、咲いた景色も見てみたいです。
一周ぐるっとまわったので、足が疲れたけど、色々な景色も見れて、学校の人とも話せたので、楽しめました。行く前には色々あった不安も、気づいたらなくなってました。次の総合学習プログラムも楽しみです。

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