Y.Miyagi
国語という科目に関しては「努力しても点数は変わらない、才能次第」といった誤った認識を持っている人や、「何を勉強すればいいかわからない」と悩んでいる人がほとんどでしょう。思うに、国語という科目の目標や、その本質を正しく理解できていない生徒が多い(伝えきれていない大人が多い)ことがこうした誤解や悩みの原因だと思います。
しかし逆に、国語とは何をする科目なのか、何のために学ぶ科目なのか、そうしたことを理解すれば国語の力は自ずと付いてきます。目的を明確にして勉強すれば、国語の成績も努力で伸ばせます。ですから私は常に「国語とは何をする科目なのか」「何のために学ぶのか」という目的を明確に伝えながら授業をすることを意識して指導しています。
国語学習で培われる能力は社会に出てから最も役に立つ能力であることは間違いありません。よりよい人生を送るための論理力と教養を、高校生のうちに身につけるために、国語にも力を入れてみてほしいと思います。