第40回『まだまだ時間はある、大丈夫!』

受験生の皆さん、勉強の調子はいかがですか?年が明ければ、いよいよ入試本番ですね。

この時期、生徒たちからはこんな声や相談が聞かれます。
「あと残り1ヶ月で入試が始まるのかと思うと・・・不安や焦りで、夜も中々眠れません。どうしたらいいでしょうか?」
「もうあと1ヶ月じゃ間に合わない!どうしよう??」

試験を間近に控え、焦る気持ちや不安のない生徒なんかいません。不安なのはあなただけではありません。皆、同じだということを忘れないでください。
思い起こせば私自身も、受験期の今頃はある意味“背水の陣”の状態でしたから、不安に押しつぶされそうな日々に、精神面では非常につらかったことを覚えています。しかし、皆それを乗り越えて、試験会場に向かうのです。そうした不安定な心境の中にあっても、落ち着いて試験問題と向き合わなくてはならない。「受験はメンタル勝負」とも言われる所以です。

改めて、ここで、皆さんに伝えておきたいことが「2つ」あります。

1つ目は、「あきらめずに続ける」ということ。
まさに、文字通りの意味です。「成功の秘訣は、成功するまでやり続けること」とは成功者の言葉です。結果を出すには、辛くても苦しくても、前進するしかありません。そのやり続けていく過程において、焦りや不安に蝕まれていた心も、また少しずつ落ち着きを取り戻していくのです。

受験生はだれしも結果を求められ、結果を出さないと先に進めないという厳しい面がありますが、私たちは、どんなに努力を重ねても、結果を100%コントロールすることはできません。

一方、自己の責任において、100%扱えるものもあります。それは、結果に至るまでのプロセス、つまり受験生にとっては、入試当日までの時間の使い方であり、またその勉強のやり方です。「今日は英語を3時間やる」「長文読解を1題解く」「英単語を○○個覚える」など内容や分量はすべて自分で決め、実行に移すことができます。そして、それをやり続けた先に結果があるのです。今の自分にできることを一つ一つ実行してください。

伝えたいことの2つ目は、「時間は、伸び縮みする」ということです。
いつも生徒たちに話をするのですが、勉強を始めた頃の「1時間」と、力がついてきた上での「1時間」とは、同じ「1時間」でもまるで違います。
例えば、勉強を始めた頃は、1時間で50個の単語を覚えるのが精いっぱいだった人が、勉強をし続けることによって1時間で300個の単語のチェックができるようになっていたりします。同じ「1時間」でも6倍の内容のことができるようになっている。努力を重ねた人は、重ねた分だけ状況が違ってくるのです。

以前に在籍していたとある生徒の話です。
彼は、入試を間近に控え、受験そのものを諦めようとしていました。というのも、その時点での学力では、残りの期間どれだけ頑張っても間に合わないと判断したからです。彼は浪人をして、もう1年やり直す気持ちでいました。ところが、その頃彼の父親が経営していた事業の雲行きが怪しくなり、両親から浪人はさせられないと聞かされたその時から、彼は残り約1ヶ月間、まるで人が変わったかのように、猛勉強を開始したのです。直近で受けた模試と志望校との偏差値の差は「10ポイント以上」ギャップがありました。文字通り、“背水の陣”の心持で勉強を続けた彼は、見事志望校に合格(補欠合格ではありましたが)。彼が結果を報告しに来てくれた時、本当によく頑張ったなと感心したのを覚えています。まさに、「あとがないから諦められない」という彼の執念が合格を引き寄せたのではないかと思いました。

暦上は、入試まであと1ヵ月程ですが、集中度や気持ちの入れ様、勉強のやり方によっては、2ヶ月分、3ヶ月分に匹敵する勉強量を行うことも可能なのです。たったの「1ヶ月」、されど「1ヶ月」。うわべの数字にとらわれず、入試当日の朝を迎えるまでは、合格を信じて勉強を続けてください。受験というフィールドを最後まで走り抜けたその先に、結果が待っています。皆さんの頑張りを心から応援しています。

The most important thing is to continue studying and to do your best until the end!!

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