第39回『模試の結果は参考程度に』

朝晩の冷え込みがだいぶ厳しくなってきましたが、体調管理はしっかりとできていますか。受験は、最後は“体力勝負”です。時々、気分転換も兼ねて、家の周りを軽く走ったり(歩いたり)、ちょっとした筋肉トレーニングなどをするのもいいかもしれません。

さて、受験生の皆さんは、模試の結果が出始めている頃だと思いますが、いかがでしょうか。

先日、ある生徒が「先生、模試を受けても英語の成績が中々上がらなくて、だんだん焦ってきました」と正直に胸の内を話してくれました。

そこで、私は今年卒業したAさんの話をしました。Aさんが3年生で受けた最初の模試の偏差値は、3教科平均で40台半ばでした。また、当初の志望校は中堅大学でした。しかし、最終的にとある名門女子大学に合格したのです。

彼女が素晴らしかったのは、当校に転学してからは無遅刻無欠席で、とにかく毎日コツコツ勉強をしていました。自習時間は、だらけることもなく教師から指示されたことを淡々とやり続けました。

いわゆる、彼女は、ウサギとカメでいえば「カメさんタイプ」でした。特別、理解力や集中力に優れていたとか、また記憶力が飛び抜けてよかったわけでもありません。さらに言うと、入試直前の12月までは、家ではあまり勉強することがありませんでした。あれだけ、家でも勉強するようにと言い続けたにも関わらず…(笑)。

しかし学校では、Aさんは真面目に勉強をし続けていました。そんな彼女の努力が目に見える形になってきたのは、12月の中旬以降です。彼女の担当の先生方から「Aさんがここに来て急激に伸びてきました」と次々に報告を受けるようになったのです。

それまでは、センター試験の過去問演習でも平均点に届くかどうかといったスコアが、12月中旬からセンター試験直前までの間に、正答率が7割、8割をマークするようになり、ついには9割を超える科目も出てきたのです。担当の先生方は本当に嬉しそうでした。

つまり、成績というのは、努力の方向さえ間違っていなければ必ず上がるということです。努力の方向を見誤らないためには、担当教師を信じ、言われたことを一つ一つしっかりとやり切るということに尽きます。Aさんは、宿題は勿論、先生方の指示を一つ一つ確実にこなしていったのです。担当教師の役割は、授業を担当するだけでなく、担当生徒の進捗管理もしています。つまり、努力していることが、最終的に結果に結びつくように導いてくれているのです。

Aさんは、模試では最後まで思うほど良いスコアを得られませんでしたが、それでも諦めず、成績に一喜一憂することなく、淡々と目の前の課題に向き合い、最終的に結果に結びついたのです。

この時期の模試の結果が仮に良くなかったとしても、落ち込むなかれ。大切なことは、これまでやってきたことを信じること。そして、まだ自信が持てないところをしっかりと復習して、本番までに自分のものとすることです。今、結果が出せずに、不安でいっぱいだったとしても、焦る気持ちで押しつぶされそうになっていたとしても、決して立ち止まることなく、前進し続けてください。歩みを止めない限り、結果は後からついてきます。

Don’t worry about your results of the practice test.
Keep studying in the right direction!
The results will follow later.

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